頭をヨボヨボにさせない「老後スマホ」:使わないと損する機能8

老いない人、ボケない人の共通点

「シニア世代こそテクノロジーを使うべき」と主張します。1万5000人以上のシニアにスマホを教えてきた実感として、スマホを使っている人は老いない、ボケないと述べています。

シニアでも学びさえすれば、たいていのことは自分でできるようになります。自分の知識を伝えるだけで、人に感謝され、自分が人に必要とされていると実感できる。この気持ちが人を若くさせるのです。

シニアに特におすすめのスマホ機能とアプリ8選

1
📷
カメラ
  • 目の代わりに使う(細かい字を拡大して読める)
  • メモしておきたいものを撮っておく
  • Google レンズで調べる(花の名前、商品など)
  • QRコードを読み取る
2
🎤
音声入力
  • 文字を打つよりも速く入力できる
  • 滑舌トレーニングになる
  • 一人暮らしで話す機会が減っても口まわりの筋肉を動かせる
  • 頭の中で考えを整理する練習になる
3
📝
メモ
  • 買い物リストとして使える
  • 手書きしたり、画像を入れたりできる
  • 紙の書類をスキャンできる
  • To Doリストで完了項目にチェックを入れられる
4
📅
カレンダー
  • 自分との約束を入れておく
  • 日記として使う
  • 予定当日に通知が来るので忘れ防止になる
  • やりたいことを書いて、アクティブな生活を送る
5
💰
PayPay
  • お財布に頼らずに決済できる
  • 友達に立て替えてもらったお金を送れる
  • 端数までぴったり送金できる(手数料ゼロ)
  • 紛失リスクが少ない(スマホの財布は他人が開けられない)
6
📸
インスタグラム・X
  • 好きなものを趣味で楽しむ
  • 旅行の下調べをする
  • 世の中の動きや人々の「生の声」に触れられる
  • ハッシュタグ検索で情報収集できる
7
💬
LINE
  • 写真つきのお礼状を送る
  • 災害時に自分の無事を知らせる
  • ビデオ通話で外出せずに遠方の集まりに参加できる
  • Keepメモ機能で下書きしてから送信できる
8
🤖
ChatGPT
  • 原稿を書きたいときに手伝ってくれる
  • クイズを出してもらえる
  • 悩みごとを相談できる
  • 一人暮らしの良きパートナーになる

スマホがシニアの生活を豊かにする理由

知的好奇心を満たす

興味のあることを入力すれば、世界中の情報が集まります。AIと付き合い始めれば、博学の友達ができたようなものです。

社会との接点を保つ

LINEビデオ通話で外出せずに遠方の集まりに顔を出せます。SNSで世の中の動きを知ることもできます。

身体機能を補完する

老眼やもの忘れ、脚力の低下など、衰えがちな身体の機能を補ってくれるものでもあります。

自己効力感を高める

自分が慣れれば詳しくない人に操作方法を教えてあげることもできる。人に感謝され、必要とされていると実感できます。

災害時の命綱になる

スマホは災害時に電話、テレビ、ラジオ、懐中電灯、地図などを兼ね備えた文字通りの「命綱」です。

生活を便利にする

ネットスーパーに注文すれば玄関先まで食料を配達してくれます。チケット予約やオンライン申し込みも簡単にできます。

シニアのスマホ利用に関する統計

項目 データ 備考
LINE利用率 約80% 60〜79歳のシニア(2023年NTTドコモ調査)
スマホ指導経験 15,000人以上 増田由紀氏の指導実績
スマホ教室の生徒年齢 60代〜90代 基本操作から作品づくりまで指導